チーム医療で必要なチーム内の信頼関係

リーダーシップと信頼関係

リーダーは、メンバーそれぞれの力を引き出すことができているでしょうか？チームの良し悪しを決めるのは、リーダーの存在です。リーダーがメンバーそれぞれの能力を理解し、その能力を上手に引き出すことができていれば、最高のチームワークを作り出すことができるでしょう。
さらに互いに信頼関係を築けているでしょうか？一緒に仕事をする上で、もっとも大切なことはお互いの信頼関係です。互いの存在を気にかけ、尊敬し合い、サポートしあうことで信頼関係は築かれ強い団結力が生まれます。信頼関係を築くことによって、最高のチームワークが発揮されるのです。
そして、その関係の中で、フラットな状態で意見を言い合える関係でしょうか？「チーム医療」では、さまざまな立場の人が集まります。しかし、上下関係にこだわりすぎてしまうと、フラットな意見の交換はできません。そのため、お互いを対等な位置に置き、意見を言い合える関係でいましょう。

お互いをしっかり理解しているか？

どんな仕事でも失敗することはあります。そんな時こそ、失敗を次に生かせるようにメンバー内でサポートすることが大切です。このとき、失敗した人を責めてしまっては気持ちの切り替えができず、その後の仕事に影響が出る恐れがあります。大切なことは、お互いの失敗を許すことで、次の仕事へつなげていくことです。
それぞれの役割をしっかりと理解していますか？大勢で仕事をする場合、自分がなにをするべきなのかを、しっかりと理解しておくことが大切です。自分の役割が分からず、おろおろしていては仕事は進みません。まずは、自分の役割をしっかりと理解し、目的に向かって作業を進めましょう。そうすれば、効率的な仕事ができるでしょう。

情報の共有ができているか？

仕事の連携を取るのに重要となってくるのが、メンバー全員が同じ情報を共有できているかでしょう。情報の共有ができていない場合、行き違いや無駄が生じてしまいます。それを防ぐためには、誰かひとりが情報を得たら、その情報をすぐにメンバー全員に伝えることです。そのことにより、次に何をしなければいけないのかがはっきりと分かります。情報の共有が上手くできていれば、チームワークに大切な連帯感が生まれることでしょう。
このように、互いに困難を乗り越え、信頼関係を築くことでチームワークを作り出していくことができるのです。